備えることの大切さ

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週末は、北鎌倉の事務所から自転車で5分ほどの建長寺方丈にて鎌倉の地震の歴史についての公開講座がありました。このところ天園コースから見下ろすことが多い建長寺、いつきても肘木など細かく木組みされた素晴らしい建物です。

設営準備前
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大正12年(1923年)9月1日関東大震災が発生。大きな揺れと津波で鎌倉町は壊滅しました。 復興を果たした昭和5年鎌倉町役場は地震の発生から復興までの記録を「鎌倉震災誌」として発行しました。
それまで地震に対する備えを怠っていた自戒を含め後進の減災の助けになることを祈ってのこ とである。 NAMAZUの会はこの先人の遺志を今に判り易く伝えるために平成16年鎌倉市役所内に自主研究グループとして結成されました。 大正時代の表現を現代語に訳し、図表をデジタル化し新たな資料を加え最終的に「新編鎌倉震 災志」(冬花社)として2017年出版した。 この度、NAMAZUの会にその解説をお聞きする機会を頂きました。

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近年、東北、熊本と大震災が続くなか、私たち家づくりの建築設計に携わる者として耐震性能や構造など何をしていかなければならないのか。94年前鎌倉の人たちが未曾有の大震災に遭遇し何を後世に伝えたかったのか。鎌倉特有の地盤や地質など理解し、改めて万が一の地震に備えることの大切さを知ることができました。

方丈の裏には開山・蘭渓道隆が作庭したと伝わる美しい庭園が広がっている。この庭園の池は「心字池」と呼ばれ、禅の心を視覚で体感するためのもので、真上から見ると草書の「心」の形になっているそうです。

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